スピーカー

カトリーナ・ダウ

Meeco CEO兼創設者

Katryna Dowは、MeecoのCEO兼創設者です。

Meecoはプライバシーバイデザインを取り入れた分散型 IDと検証可能な資格情報インフラストラクチャを提供する企業向けプラットフォームで、個人のID やデータを信頼できる人や組織間で安全に取引できる環境を実現しています。

カトリーナは2002年以来、個人データ権利を推奨する先駆者として、個人の主権、アイデンティティ、またプライバシーが重要な役割を占める新しい時代を思い描いてきました。

プライバシー規制、オープンバンキング、分散型台帳、クラウド、AI、IoTが広がりを見せる中でデジタル空間での取引全体に信頼を組み込むために Meeco が提供する機能が貢献します。カトリーナは初期のプライバシーバイデザインアンバサダーとして認定された後、アイデンティティインフルエンサートップ100の 1 人に選ばれ、デジタル権利、プライバシー、データイノベーションに関する講演を世界中で行っています。

 2020 年から2022 年にかけて、彼女は MyData Global Board のディレクターを務め、個人データの権利とビジネスモデルに対する管理領域に関連した取り組みを戦略的に実施してきました。

 2020年後半には、Meeco の代表として Data Sovereignty Now に参加し、より公平なヨーロッパのデジタル経済を可能にする標準化活動とソフトインフラストラクチャを提唱しました。

彼女は、ブロックチェーン ID に関する論文「Immutable Me」の共著者であり、Meeco の分散台帳ソリューションと、ID と個人データのアクセス、制御、委任および同意に関するゼロ知識証明に関する技術ホワイトペーパーの共著者/共同アーキテクトです。 

彼女は、IEEE 標準協会と MITメディアラボの共同イニシアチブである拡張インテリジェンス評議会 (CXI) の創設メンバーでした。 

2つのIEEE 標準ワーキンググループに所属。自律システムの設計における倫理的配慮に関するグローバルイニシアチブの一部である個人データおよびプライバシー委員会の共同議長であり、個人データ人工知能 (AI) エージェントの標準範囲を定める委員長を務めています。

彼女は現在、オーストラリア、ヨーロッパ、そして Meecoが導入とパートナーシップを行っている日本を中心に活動しています。

SESSION

1月28日 14:35〜15:20:8C会場

デジタルIDによってどのような社会を実現するのか(英語・日本語字幕投影あり)