スピーカー

オードリー・タン 氏(ビデオメッセージ)

セキュリティアンバサダー 台湾

TIME100 「Most Influential People in AI」(2023年)に選出されたオードリー・タンは、台湾のサイバー特命大使であり、台湾初のデジタル大臣と世界初のノンバイナリー閣僚を務めた(2016-2024年)。

幼少の頃、唐は心臓病を克服するため、あらゆる強い感情を和らげる道教を修めた。10年間で10の教育機関に通った後、14歳で独学を追求するために正式な学校教育を離れた。

20代はフリー・オープンソース・ソフトウェアのリーダーとして脚光を浴び、プログラミング言語HaskellとPerlを活性化させた。30代には、世界で最も著名なシビックテック運動のひとつであるg0v(gov-zero)の形成に重要な役割を果たした。

2014年には、ひまわり運動の活動家の要求を放送する手助けをし、台湾の立法院を3週間占拠した際の紛争解決に尽力した。2016年にはデジタル参加担当相の逆指導役となり、同職に就いた。

唐は、vTaiwanやJoinといった参加型民主主義プラットフォームの開発を支援し、総統ハッカソンやアイデアソンといったイニシアチブを通じて、公共部門にシビック・イノベーションをもたらした。その他にも、国際的に高く評価されているCOVID-19への対応や、2024年の総統選挙と立法委員選挙をサイバー干渉から守るなど、様々な功績を残している。

KEYNOTE SPEECH

1月28日 10:05〜10:20:8D会場

基調講演:【ビデオ持続可能なインターネットに向けた責任(英語・日本語字幕あり)