アン・カブキアン博士は、世界有数のプライバシー専門家の一人として知られています。
カナダ・オンタリオ州の情報プライバシーコミッショナーを前例のない3期にわたり務めました。
在任中、情報技術、ネットワークインフラ、ビジネス慣行の設計仕様にプライバシーを積極的に組み込み、可能な限り強力な保護を実現することを目指すフレームワーク「プライバシー・バイ・デザイン(PbD)」を考案しました。
2010年、国際プライバシー規制当局は、PbDを国際標準として認める決議を満場一致で可決しました。それ以来、PbDは40の言語に翻訳されています。2018年、PbDはEUの包括的な新法である一般データ保護規則(GDPR)にも盛り込まれました。
現在は、Global Privacy & Security by Design Centreのエグゼクティブ・ディレクターを務めています。また、ライアソン大学テッド・ロジャース・リーダーシップ・センターのシニアフェロー、アリゾナ州立大学サンドラ・デイ・オコナー法科大学院の法・科学・イノベーションセンターのファカルティフェローも務めています。
『The Privacy Payoff』『Who Knows』などの著書があり、数々の賞を受賞しています。
LUNCH TIME KEYNOTE SPEECH
1月28日 12:05〜13:00:メイン/サブ会場
基調講演:【ビデオ】Human-Centered Intelligence: Designing Generative AI that Respects Privacy(プライバシーバイデザインで実現する人間中心のAI活用)(英語・日本語字幕あり)